Excel Tip -自動スライダ-
OpenOfficeを勧めておきながら、MS Excelのtipなんて書いちゃいます[:汗:]
進捗状態を表現するために使われるスライダ。コレをExcel上で表現してみました。
左から右へスライドするタイプです。
右から左へスライドするタイプです。
一つ一つのセルに式を入れて、進捗具合で1および0を返すようにしています。それを条件付き書式でパターン塗りしています。
セルの表示が大きくて中途半端に1や0が表示されるときは背景色と同色のフォントにしてしまうことで対応できるはずです。
基本は左から右へのタイプですぐ解って貰えるはず。
列番号を使って【進捗÷全体数量×全体のセル数】と比較し、計算値が列番号以上になれば1となるようにすればいいのです。
たとえばAからCVまでのちょうど100列でスライダを作るとき、A1~CV1に{COLUMN()< =ROUND($CX1/$CY1*100,0)}という計算式を入れます。
このとき、CX1は進捗でありCY1は全体数量です。100というのはスライダ全体の列数なのでComumnsで置き換えることも出来ます。
というよりはむしろ置き換えた方が全体の列が何列なのか数えなくて良いので・・・ねぇ
この式に若干条件を付けてやったものがこれ。
{IF(OR(ISBLANK($CX1),$CX1=0),"",IF(COLUMN()<=ROUND($CX1/$CY1*100,0),1,0))}
全体数量が分母にあるので、CY1がゼロの時もorに入れ他方が賢明かも。
少々工夫しなくてはいけないのが右から左へバージョンですが、これは一番右の列番号+1を列番号から引いてやってその数値の絶対値を比較してやることにしてみました。
{IF(OR(ISBLANK($CX1),$CX1=0),"",IF(ABS(COLUMN()-COLUMN($CV1)-1)<=ROUND($CX1/$CY1*VALUE(COLUMNS($A1:$CV1)),0),1,0))}
こんな式になってます。まぁ詳しくはサンプルを載せておきますので、参考にどうぞ。
columnsを使うときは数値に変換するためのvalueを使うのをお忘れ無く。