クリップスはジェイミーフォックスがギャング出身の死刑囚を演じた映画。
主人公「スタン・トゥッキー・ウィリアムズ」は死刑囚だが、自分の罪を償うために強さを示すのは暴力ではない・・などといった児童書を出し、世間に強い影響を与えた。
そんな話。(実際今も投獄生活らしい
人は二面性を持っているものなので、多少大きな範囲で物事を考えることは出来る。が、スタンのように人を何人も殺してしまったり、暴力的な人生を送ってきた人間でないとこれほどまで強く思うことは出来ないのかもしれない。
歴史的にみても人道的にもてもその行為は正しいとは言えない・・と解っていても自分を律することが出来ないというのが人の愚かなところか。
スタンによる子供へのメッセージは通常の平和社会で育った大人たちよりも強いものだということは間違いないが、スタンは死刑囚なのです。
「どんな罪人にも美徳がある」という良い例のように思う。
クリップス

5 thoughts on “クリップス

  1. そうか、ついにスタンリーに死刑が執行されるのですね。
    81年に死刑判決を受けてから24年ですか、アメリカのスピード裁判という印象からは意外です。

  2. この映画はもちろん見た。今日のニュースで12月13日午後5時1分に死刑が執行されると。ノーベル賞に何度も推薦されてるとのコトだし……本当に心を入れ替えた人が殺人を犯したらやり直せないのか

  3. 確かに彼は刑務所で平和活動を行ってきたけど、だからと言って彼が犯した罪は消えないと思う。あの映画を見たら遺族側からすれば加害者側からの視点でしか映されていないからさ。彼は13日に死刑執行がされたけどそのこと自体は間違っていないと思う。最後まで彼は無罪を主張し被害者には謝罪は一度も無かった訳だから。

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